July 29, 2009
保険金にかかる税金?
昨日の続きです。今回は保険契約者と保険金受取人が違う場合です。
下記の場合が考えられると思います。
A（契約者）A（被保険者）B（受取人）
A（契約者）B（被保険者）C（受取人）
A（契約者 C（被保険者）C（受取人）
保険契約者と保険金受取人が違う場合は、贈与税がかかります。
保険契約者（保険料負担者）から受取人に満期保険金が贈与されたとみなされるからです。
贈与税を計算するには、贈与された金額から１１０万円（基礎控除額）を引いた後の金額に、税率をかけて求めます。
ケーススタディで見てみましょう！
満期保険金：５００万円
（５００万円−１１０万円）×２０％−２５万円（税額控除額）＝５３万円となります。
つまり、保険契約者と保険金受取人が違う場合では、５００万円の満期保険金を受け取ると、５３万円の贈与税がかかることになります。
契約形態によって、税金にこんなにも差が出てしまうのです。
いかかでしたか？
知っていると知らないとでは、とても大きな差ですよ。
（byトシ）
Comments
No comments yet
DISALLOWED (TrackBack)
