February 24, 2009
電車の発車メロディ♪
毎日、寒い日が続いていますね。先週は雨も降り、少し憂うつになりましたが、お気に入りの傘で気分を変えています。
でも、何気なく流れてくる電車の発車メロディも気持ちを楽にしてくれます。
今では全国各地で採用されている電車の発車メロディ。
その始まりは意外に古く、ＪＲ東日本によると1989年3月11日から採用しているとのことです。
電車の発着をベル音からメロディで知らせるようになった発端は、「乗客に気持ちよく駅をご利用いただこう」というところからでした。
実は、音楽の持つマスキング効果（周囲の音をかき消す効果）には、緊張した空気を緩和し、自然な風景に溶け込ませる力があると云われています。
ちなみに最初に発車メロディを導入したのは新宿駅と渋谷駅。
当時、新宿駅は1991年の都庁移転を控えて国際的な街になることが予想されており、利用しやすい駅を目指して発車メロディが導入されたそうです。
発車メロディは、手塚プロダクションの最寄り駅だった高田馬場駅は「鉄腕アトムのテーマ」。ソメイヨシノ発祥の地である駒込駅は「さくらさくら」といったように駅の特徴が表れていますね。
他にも弘前駅は「津軽じょんがら節」。青梅駅は「秘密のアッコちゃん」など。
最近では、関西の京阪電車が駅ごとのメロディを順につなげて聞くと1つの曲になるという、ユニークな発車メロディや、上下どちらが発車するのかをわかりやすくする為、上りと下りでは発車メロディが異なる駅もあります。
でも、これだけ普及した駅の発車メロディですが、山手線全29駅の中で、新大久保駅と上野駅だけは、発車メロディを採用していません。
この2駅は「プルルルル〜」という電子音のベルです。
昨今、発車メロディが全国に普及していますが、「やはりベルの音がこのホームには似合っている」とのことで、電子音が当時採用され、それが今でも続いているそうです。
う〜ん、なるほど(^_^)
発車メロディは、多くの人々の親切心や工夫が詰め込まれていたんですね。
ちなみに、鉄腕アトムは「丘を越えてぇ♪ラララ星のかなたぁ♪」
と、心の中で歌っています(^^♪
スタッフ一同：「へ〜なるほど」
トシさん：「今日のブログは良かったな」
（byユミ）
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