February 23, 2009
ペットボトル〜牛乳編〜
前回、ビールがペットボトルにならない理由をお話しましたが、今日は牛乳のご説明をいたします。牛乳は紙パックかガラス瓶にポリエチレンボトルですよね。
では、何故牛乳もペットボトル化されないのでしょうか。
1951年の「乳」及び「乳製品」の成分規格等に関する省令により、「紙パック」か「瓶」でなければならないと定められ、法規制により長く認められていませんでした。
しかし、業界団体が牛乳消費拡大を目指しての法改正を含めた規制緩和を求める動きにより、2007年10月に乳等省令が改正され、乳等１群食品（牛乳等）に直接接触する容器としてペットボトルを使用することが可能となったそうです。
ですが、ペットボトルに牛乳を充填する設備を導入するのに数十億円かかることや、消費者のニーズもさほど多くないと云う理由から現時点で販売しているメーカーはありません。
他にも、牛乳は栄養価が高く、口をつけたら雑菌が繁殖しやすい、温度が上がると腐敗しやすいなど、衛生上食中毒などの危険性が高くなるという懸念があるようです。
牛乳だけは、何度でも口にできるというペットボトルの利便性が仇になっているようですね。
ちなみに牛乳だけでなく、お茶やジュースでも、ペットボトルに直接口をつけて飲むことは、雑菌が繁殖し食中毒になる危険性もあるようです。
ちなみに少し前まで、500mlのペットボトル(ジャミスン茶)をよく飲んでいましたが、必ずストローを使っていました(^^♪
いかがでしたか?
おもしろい記事だと思ったので、ちょっと調べてみました!!
毎日の生活の中で、ビールも牛乳もペットボトルがないのは当たり前だと思って、考えもしませんでしたが、ちゃんとした理由があるんですね。
また、雑学ネタを見つけたら載せますね(^^♪
（byユミ）
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