July 24, 2007
余計なことはしゃべらない
前回は調査への対応方法を記載しましたが、任意調査の場合、抜き打ち調査はそれほど多くありません。現金商売をしている飲食業などを除けば、売上関係の書類が残る一般的な業種では、抜き打ち調査はまずないとの事です。
税務調査が入る場合、たいてい実地調査をする一週間か二週間ぐらい前に、税務署から事業主本人または顧問税理士に調査の連絡が入ります。
もしその日に都合が悪ければ、数日間ずらして別の日にしてもらうこともできます。
顧問税理士がいる場合は、その顧問税理士にも立ち会ってもらった方が良いです。
税理士は、事前に税務調査に対する対処法をアドバイスしてくれます。
また、調査の当日も調査官との間に入って、必要な受け答えをしてくれます。
調査当日は、１０時頃に調査官が事業所にやってきます。
そして、その日の４時から５時頃まで調査が続けられることもありますし、数時間で終ってしまうこともあります。
たいていは１日で終りますが、２日、３日と続くこともあります
また、調査官の人数は、個人事業の場合は普通１名です。
調査といっても、いきなり本題に入るというようなことはなく、だいたいは世間話や雑談から始まりますが油断は禁物です。
本人の経歴や趣味、家族構成など、一見、税務調査とは何も関係ないと思われるようなことを聞かれる場合もありますが、余計な
ことはしゃべらないほうが無難です。
例えば、ゴルフや海外旅行、子供の留学などの話になると、その費用をどこから捻出したかの調査が行われることもあります。
特に、調査の終了間際とか昼食の後など、緊張のほぐれたときについ余計なことをしゃべってしまうこともありますので注意して下さいとの事です。
調査官は雑談の中からも、調査のネタを探そうと虎視眈々と身構えています。
（以上はある書物からの引用です）
何かこのようなことを書きますと、調査官が刑事のような印象を受けて、怖いイメージが付いてしまいますが、こちらは顧問税理士がいて、助けてくれますので安心して対処して下さい。
但し、税理士の中には税務署よりの方も聞くところによりますといらっしゃるようですので、税理士を選ぶ時は慎重に行って下さい。
因みに当社の税理士は、お客様よりの税理士です。
正義の味方・ヒーローに感じるかも知れません。
（byリョウ）
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