September 14, 2007
青色申告制度
個人でお店を開業したお客様から当社の営業スタッフに、良く問合せがあるので、今回は青色申告について記載致します。一般（白色）の記帳より水準の高い記帳（法人並み）をし、その帳簿に基づいて申告をすることで、所得の計算などについて有利な取扱いが受けられる制度です。
?青色申告をすることができるのは、事業所得等のある方です。
?青色申告をしようとする方は、その年の３月１５日までに「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。
（注）その年の１月１６日以後に新たに開業した方は、開業の日から２ヶ月以内に申請すればよいことになっています。
青色申告者には白色申告に比べて、数多くの特典があります。
その主なものは次の３点です。
（青色申告特別控除）
不動産所得又は事業所得を生ずべき事業を営む方が、正規の簿記の原則に従い記録し、その帳簿書類に基づき作成された損益計算書とともに貸借対照表を添付した申告書を期限内に提出した場合は、これらの所得を通じて最高６５万円を控除することができます。
（青色事業専従者給与の必要経費算入）
青色申告者と生計を一にしている配偶者やその他の親族で、一定の要件に該当する者に支払った給与は、あらかじめ税務署に提出した届出書に記載された金額の範囲内で、専従者の労務の対価として適正な金額であれば必要経費とすることができます。
（注）白色申告の場合は、年間で配偶者の場合は８６万円、親族の場合は５０万円までしか必要経費とすることができません。
（純損失の繰越しと繰戻し）
事業所得などが赤字となり、純損失が生じたときは、その損失額を翌年以後３年間にわたって各年分の所得から差し引くことができます。
また、前年も青色申告をしている場合は、純損失の繰越しに代えて損失額を前年の所得から差し引き、前年分の所得税の還付を受けることもできます。
以上です。
以前、おもしろい話をトシさんから聞きました。
お客様のところで、トシさんが「白」ですか「青」ですかと尋ねたところ、お客様が「赤」ですと答えたそうです。
お客様に一本取られたと言って帰って来たことがありました。
この「赤」の意味がわかりますか？
↓
↓
↓
赤字だそうです。「座布団一枚！」
トシ：「俺は黄色だな」
リョウ：「！？」
エリ：「イエローカードの事ですよ」
リョウ：「何でですか？意味が分からない」
エリ：「つまらない親父ギャグばかり言っているからです」
リカ：「いいえ、もうすでにレッドカードです」
トシ：「レッドカードって、どこのカードだ？丸井か？」
エリ：「退場！」
（byリョウ）
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