経理請負人の日々

July 27, 2007

余計なものは出さない

調査官の目的は、当然、税務調査の成果をあげることです。

そのために、調査官はいろいろな質問をしてきますし、いろいろな要求をしてきます。

聞かれるままに質問に答えて、求められるがままに帳簿書類を出していくと、調査官はこちらを組みやすい相手と見て、次々に要求をエスカレートさせていきます。

これでは調査官の思うツボです。

税務調査に直接関係ないことは適当に答えておきましょう。

そして、ハッキリとわからないことは、「わからないので、後で調べてからお答えします」と対応することです。

間違っても、曖昧な返事をしてはいけません。

それから、余計な資料などは出さないことです。

調査官に要求された資料だけを出すようにして、その他のものは出さないようにして下さい。

また、家族の通帳など、調査に直接関係しない資料の提出を要求されたときは、なぜ必要なのかその理由を聞き、納得できないときはきっぱりと断ることが大切です。

（上記はある文献を参照しております）

トシさんの場合は、誰とでも仲良くなることが得意そうなので、調査官とも親しくなりそうです。

そして、余計なことをしゃべったり、余計なものを出したりしそうです。

「もし、調査官が来たら、この前行った新宿御苑の写真を見せようかな。（トシより）」

やはり、思ったとおり、もうすでに準備しておりました。

流石の一言につきます。

（byリョウ）

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July 26, 2007

印紙税ってメールで契約した時はどうなるの？

お暑うございます。

ビアガーデンでビールが飲みたいです。

何年か前の話ですが、ホームセンターで３万円以上の買い物をした時領収書をもらったのですが、印紙が貼ってなかったのです。

店員に印紙を貼るように言ったら、若いアルバイト風の店員だったのですが、

「いくら貼ればいいんですか」と聞いてくるんです。

仕方が無いなと思いながら、「２００円」と言ったら、

「わかりました」と言いながら、何かゴソゴソとまごついているんです。

暫くしてその受け取った領収書をみてビックリ！！

なんと！２００円分の切手が貼ってありました。

そこで私は「これ何？」と切手を指差して、店員に尋ねると

「ちょうど２００円分なかったので、何枚も貼ってしまってすみません」と言うではないですか。

（そう言うことでは、ないでんがな。）なぜか関西弁風

おまけにチャント切手に割り印してありました。

（全ての切手に。お疲れ様。違いまんがな）またまた関西弁風

唖然です。（怒ってないっすよ）なぜか長州小力風

違う店員を呼んだのは言うまでもありません。（頭痛が・・・）

それから数年後、すごいことが起こったのです。

ある店の駐車場に２００円の印紙が落ちていたのです。

（うそじゃないですよ。作ってないですよ。ビックリです）

では、本題に入ります。

印紙税というのは文章にかかる税金です。近年、受発注にメールを使う会社も増えて来ましたね。

契約に関して以前は、双方で売買契約書を作成し、それには印紙が必要でした。

しかし、これをメールで済ましてしまうと印紙を貼る文章がない為、結果的に印紙税が節税できるように思うのですが、間違っていますでしょうか。

しかし、メールそのものは正式な契約文章にはなりませんし、あくまでメモ程度のものです。

お互いの意思で契約が成立しているのであれば、確認手段としてメールでも構わないと思います。

更に送受信者同士で同じメールが残っていれば、信憑性もあると思います。

でも、そのメールを印刷して著名・捺印等して原本と相違ないことの証明をしてしまったら、これは完全に売買契約書ですから、
印紙を貼らなければなりませんね。

メールで売買契約を済ます人は殆どいないとは思いますが・・・

あの店員は今どうしているかな？成長したかな？

まっ！どうでもいいですけど。

（byリョウ）

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July 25, 2007

温故知新

昨日、営業で葛飾区立石という所に行ったのです。

実はこの場所は、私の生まれたところなんです。

４歳までそこに住んでいました。

仕事の合間に当時の番地を訪ねて歩いて行きました。

そして目的地へ到着。約４０年ぶりです。感動です。

当然、自分の家はないのですが、昔の面影が所々に残っているんです。

当時の近所の人達の家もまだ何軒かありました。

会ってみたい気持ちを抑えながら、思い出に浸っておりました。

懐かしいな。

もしかして、私が通っていた幼稚園もあるのではないか、勘を頼りに歩いていくと、同じ場所に有るではないですか。

昔の記憶だと幼稚園まで随分と歩いた感じがしたのですが、３分もしないうちに着いてしまいました。

込み上げる気持ちを抑えながら、いるはずもない先生が今にも出てきそうな感じがして、園内を覗いてしまいました。

でもあまり長時間いると不審者と間違われてしまうので、後ろ髪を引かれる思いでしたが、その場所をあとにしました。

短い時間でしたが、その当時の思い出が頭の中を駆け巡りました

あっ！ひろみちゃんの家はどこだっけかな？

いやいや！いかん！仕事を再開しないと！

でも暑いな！のどが沸いたな！腹も減ったな！

喫茶店ないかな？

何でもないような事が幸せだったと思う今日このひと時でした。

（byトシ）

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July 24, 2007

余計なことはしゃべらない

前回は調査への対応方法を記載しましたが、任意調査の場合、抜き打ち調査はそれほど多くありません。

現金商売をしている飲食業などを除けば、売上関係の書類が残る一般的な業種では、抜き打ち調査はまずないとの事です。

税務調査が入る場合、たいてい実地調査をする一週間か二週間ぐらい前に、税務署から事業主本人または顧問税理士に調査の連絡が入ります。

もしその日に都合が悪ければ、数日間ずらして別の日にしてもらうこともできます。

顧問税理士がいる場合は、その顧問税理士にも立ち会ってもらった方が良いです。

税理士は、事前に税務調査に対する対処法をアドバイスしてくれます。

また、調査の当日も調査官との間に入って、必要な受け答えをしてくれます。

調査当日は、１０時頃に調査官が事業所にやってきます。

そして、その日の４時から５時頃まで調査が続けられることもありますし、数時間で終ってしまうこともあります。

たいていは１日で終りますが、２日、３日と続くこともあります

また、調査官の人数は、個人事業の場合は普通１名です。

調査といっても、いきなり本題に入るというようなことはなく、だいたいは世間話や雑談から始まりますが油断は禁物です。

本人の経歴や趣味、家族構成など、一見、税務調査とは何も関係ないと思われるようなことを聞かれる場合もありますが、余計な
ことはしゃべらないほうが無難です。

例えば、ゴルフや海外旅行、子供の留学などの話になると、その費用をどこから捻出したかの調査が行われることもあります。

特に、調査の終了間際とか昼食の後など、緊張のほぐれたときについ余計なことをしゃべってしまうこともありますので注意して下さいとの事です。

調査官は雑談の中からも、調査のネタを探そうと虎視眈々と身構えています。

（以上はある書物からの引用です）

何かこのようなことを書きますと、調査官が刑事のような印象を受けて、怖いイメージが付いてしまいますが、こちらは顧問税理士がいて、助けてくれますので安心して対処して下さい。

但し、税理士の中には税務署よりの方も聞くところによりますといらっしゃるようですので、税理士を選ぶ時は慎重に行って下さい。

因みに当社の税理士は、お客様よりの税理士です。
正義の味方・ヒーローに感じるかも知れません。

（byリョウ）

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July 20, 2007

おもしろい税金?

えーと、一応今回で、このおもしろい税金特集を、一旦終わりにします。

また、おもしろい税金がありましたら、紹介します。

でも、今度紹介する時は、頭の来る税金ばっかりだったりして。

（１）とり税

１５世紀の中世後期、ドイツとの国境に近いフランスのアルザス地方では、年貢の一つとして年２回、鶏を領主に差し出していました。

しかし、納税の月に子供が生まれた農家には、この課税が免除されていました。

但し、これには条件がありました。

それは、年貢分の鶏を、産後の体力回復のために、母親となったご婦人が食べるということでした。

夫はその証拠として、鶏の頭を保存しておき、役人が税の徴収に来た時に、それを見せて年貢を免除してもらいました。

年貢分の鶏ってどんだけ食べなくてはいけないのでしょうか。

でも、誰が食べてもわからないのでは。

「焼き鳥がいいな。（トシより）」

（２）トランプ税

１９０２年施行された骨牌税が、１９５７年にトランプ類税として制定され麻雀牌・トランプ・花札などに課税された国税です。

証紙を貼ることが義務化され、製造業者などを納税義務者とする間接税でした。

１９８９年（平成元年）の消費税導入により廃止されました。

（３）窓税

窓の数に応じてかけた税金です。

日本では戦国時代から江戸時代に、１８世紀のフランスでは、家屋の戸や窓の数に応じてかけた戸窓税がありました。

以上です。皆さん！いかがでしたか。

本当に色々な税があったものですね。

共通していえることは、今も昔も税を負担するのは国民だということです。

私は自分の国の為（生活の為）なら、税金を払うのは当然のことだと思います。

只、税金の使い道（目的）や実際どうやって使われて行ったかをもっと明確に説明してほしいと思います。

現状をみてると、無駄使いばかりされている気がします。

次回はどんなブログを書こうかな。

期待して待っていて下さいね。

でも今日はトシさんはおとなしくて良かった。

（byリカ）

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